髪とわたしのココロ模様

髪のうねり。いつもいつも私を悩ませる。梅雨だろうが乾燥した冬だろうが関係ない。

しかも後頭部の一箇所だけうねる。http://seattletters.org/

私の髪は子供の頃からどちらかというと黒髪のしっかりしたストレートだ。ある一部分を残して。この一部分のうねった髪は小学生の私を悩ました。全て綺麗に内巻きのボブスタイルで一本も外へはねててはいけない。

まるで私の性格の様だった。頑固で全てパーフェクトでいないとイライラしていた。そんな私は髪のうねった部分を水に濡らしてブラシで整えて乾かすという行為をひたすら繰り返していた。

この行為は高校生まで続いた。大学生になった私は大学デビューだと言わんばかりに髪を明るく染めた。

意外に馴染んでいて気に入った。しかし、今度は酷いダメージをおった。私の髪はパサパサで正気を失い、枝毛や切れ毛でプチプチと千切れうねりで悩んでいた面影を失った。その頃の私は一人暮らしを始めて勉強や交友関係で心が荒んでいた。心に潤いなんか全くなかった。

まるで、その時の髪のように。大学を卒業した私は、興味があったアパレル会社に入社した。あの、パサパサの元気のない髪と一緒に。初めは仕事は楽しかったが覚えることも多いし、やはり人間関係は大変だった。人に気を使うばかり自分のことにあまり気を配れていなかった。

そんな私も仕事に慣れてきた時期から髪を労ることを定期的に行い、染めてもしっかりケアしていた。まるで自分の部下に対して気を配るように。そんな私は今、海外に暮らしている。髪はというと暗めのブラウンのボブスタイル。もう髪のうねりは気にしていない。私は今の私をまぁ、いいかと受け入れたからだ。髪の状態と心の状態は同じように変化していることを知った。