私はアラフィフ主婦です。
30代から白髪が一気に増えてきて、全体を染めるようになってかなりの年数になります。
私はもともと多い硬い太い、一部癖毛の美容師泣かせの髪質。
基本が真っ黒で白髪部分が伸びてくるとすごく目立つので、2ヶ月経たずに部分染めや全体染をくりかえしていました。
しかし美容院代もかなりの金額になってくるので、自分で染めてみたりもしたのですが、何せ不器用で髪も多いせいもあって染まってない部分があったり、ムラになってしまう。
ボタニカルエアカラーフォームは評判通り?ちゃんと染まるかどうかを徹底レポートします!
髪はどんどん傷み、高価なシャンプーやトリートメント剤を試しては落胆する日々。
さらにトップ部分のボリュームが減ってきて、、、
懐具合も髪型もイタイ状態が続きました。
そして今年、決断しました。
きっかけはコロナでしばらく美容室にいけなくなったからですが、今までにないくらい白い部分が増えた自分を鏡でみたとき、ふと考えてしまったのです。なんで染めてたのか?
それは必要なことか?染めなきゃいけない理由が今の私にあるか?
若く見られたい?誰にそう思われたいのか?
そもそも染めてて若く見られてたのか?シワとか肌とか体型はどうなの?
人生の後半戦に入ったのにまだ人の目を気にして生きるの??
ありのままでいきましょう!
美容室に行って染めないと言ったとき、美容師さんの「いいですね!」の声。
となりの真っ黒に染めてる私より上のご婦人がギョッとした顔で私を見ている姿。
そう、それ。多様性を受け入れてきている若い世代と多様性を受け止められない古い世代。
それが世間。でもそういう固定観念がとれない世代はどんどんいなくなるわけで。
そんな人たちにどう思われても関係ない。もともと関わりもない。
そして世の中には意外と白髪ヘア(後にグレイスヘアと呼ぶことが判明)に対して前向きだった。
雑誌の特集やネットの情報にバンバン出てるじゃないか。知らなかった。
50歳に入ったばかりで染めない選択はすごく勇気がいることだと思ったのに、大したことなかったみたい。
同年代の友達からの評判は上々。
まだ若いのに染めなさいよとご意見をくれる人もいましたが、その方は現在母親業真っ盛り。
「若いお母さん」でいなくちゃならないご事情のある人でした。
男性の知り合いからは浦島太郎状態になるらしくて「しばらく会ってなかったかな?何年ぶりだっけ?』と言う人。
いいえ、あなたとは5ヶ月前に会いました。
男は白髪=時間の経過となるみたい。でもかっこいいと褒めてくれました。
染めなくなってほぼ一年。
パッサパサだった髪の傷みはほぼ消え、ブラッシングも以前より丁寧にしているせいか艶も戻った。
美容室は半年に1回となり、普通の市販のシャンプーでもよくなりお財布事情も軽くなった。
そして白髪で似合う服を選んでいくうちに自然と洋服の断捨離に成功。
何より自分自身がとてもスッキリ。
白髪を染めないことが、人生を前向きにしてくれました。(大袈裟?)